突然ですが、一方通行の会話って疲れますよね。
「私が」「俺が」が延々に続き…結局オチなし、みたいな。
そして、お年寄りの大好物な話題と言えば、病気自慢と孫自慢。
これって、高齢者あるあるといっても過言ではないです。
しかしながら、それは明日は我が身。
いくつになっても誰かに気にかけてほしいし、褒めてもらいたい。
お決まりの生活パターンだから、そうなっちゃいます、きっと。
私もこのままいくと、世の中のおもしろくない老人の一人になること
2000%間違いなし!です。
今から最低限この3点に気を付けてリア充老後生活を目指しましょう!
【健康な体づくり】日々の食事と運動を見直す
私の周りの元気いっぱいな高齢者は、旬の食材を使った野菜中心の料理を好きな方が多いです。
また、とにかくアクティブ!運動を習慣化していたり、しょっちゅう、車やチャリンコでどこかに出掛けています。
一方、独身の頃の私と言えば、朝はコーヒーにパン1個、昼はコンビニ弁当、夜はデパ地下のお惣菜という毎日。
今考えるとゾッとするのですが、添加物や化学調味料満載の食事です。
たま~に食べるくらいならいいのでしょうが、毎日となると、将来、発がん性物質等が悪さしないとも言い切れません。
また、私は小さい頃から人形遊びが好きなインドア派で、運動が苦手なので、40歳を過ぎた頃から、すっかりお腹ぽっこり、外出するのが億劫なズボラばあさんになってしまいました。
50歳を機に一念発起。
毎日の食事や運動内容を見直していくことに。
食事に関しては調味料を徐々に無添加に替えていき、運動については、毎朝6時台のテレビ体操を継続しています。
50歳と言えば、男性も女性もまだまだ働き盛り。
女性は並行して家事や育児に毎日追われている方も多いでしょう。
「手作り弁当なんてムリー!」「ジムに通う時間なんてないわよ!」
だからこそ、自分が出来そうなことに少しずつ挑戦していって、日々、少しずつ見直していくのが健康な体づくりの近道でしょう。
【多様性のある友達づくり】広く浅くをモットーに
「妻が亡くなると、夫は早死にする」という話を聞いたことはありませんか?
心の拠り所がいなくなると、人間誰しも一気に弱くなるものです。
地球人口が約79億人、日本の人口でさえ約1億2千万人いるのに
それだけ伴侶の存在が大きかったということです。
でも、これって、逆に言えば、伴侶に大きく依存していたということになります。
依存というのは危険であり、最悪、生命にも関わってくる問題です。
50歳からは、家族や親友に依存しなくていいように、
今からとにかく多様性のある友達を沢山作っておくべきです。
付き合う年代も出来る限り幅広く、また、様々な興味のあるサークルやボランティア活動にも参加していく。
ただ、ここで気を付けなければならないのは、自分の利益のために付き合おうとしないこと。
例えば、自分より遥かに若い人と仲良くしていたら、後で、何かと利用できるんではないか?とか。
そういうのって、すぐにバレて友人関係が終了してしまいます。
これからは広く浅くをモットーに。
老後お金持ちでも、寂しそうにしている高齢者はいます。
お金がいくらあっても、「友達」は買えないということをお忘れなく。
【ユーモア力を培う】利他の精神を大切に
ユーモアある人はいくつになってもカッコイイ!です。
例えば、私の大好きな伯母は89歳で亡くなりましたが、波乱万丈の人生を送ったせいか、面白ネタ話に尽きることなく、特別養護老人ホームにいた頃でさえ、皆を笑わせていました。
ご高齢の芸能人では、高田純次さんに憧れます。
罪のないテキトーな発言で、いつも人を笑わせています。
「ユーモアは心に余裕のある人にだけにある」と言ってもいいでしょう。
自分が逆境の時に人を笑顔にできるのは、最強の人だと思います。
映画「ライフ・イズ・ビューティフル」で、戦時中、最期まで息子を笑顔にしようと努めていたお父さん。
お亡くなりになる数日前まで、周りを楽しませようとしていた故アントニオ猪木さん。
これこそが利他の精神であり、尊いし、かっこいいです。
また、笑いは何といっても自分自身の免疫力をアップする効果もあるそうです。
お笑い番組や落語を積極的に見ようではありませんか。
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